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つわりはいつから?原因・症状・対策も解説

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引用元:生理後の吐き気の原因は本当に妊娠?生理後の吐き気の理由と原因の1番目の画像

つわりとは、妊娠初期の妊婦に見られる生理現象で、主に吐き気や胃のむかつきなど消化器系の症状として現れるもの。程度や症状には個人差がありますが、実に妊婦の70〜80%が経験するといわれています。

つわりはいつから始まるの?

ドラマのワンシーン、女優さんが突然「うっ」と口を押さえて洗面所へ…。妊娠が判明する場面でよく使われるおなじみの描写ですが、あれは実際いつ頃のことなのでしょう?
つわりは、早い人では妊娠5週目頃から始まるといいます。生理予定日に生理がこない…という時点をおよそ妊娠4週目と数えますので、ちょっと遅れているだけと思っていたら「突然の吐き気で思い当たる」というあのシーンも、じゅうぶんあり得るわけです。

おめでたいこととはいえ、心や環境を整える間もないまま、体調不良に振り回されることからはじまるのでは、つらいですよね。妊娠を意識したときから情報を得たり心構えをしておくと、いざという時すこしは余裕が持てるかもしれません。

つわりの原因は?

つわりの原因には諸説がありますが、いまだに究明されていないというのが実情です。遺伝、体質、環境、生活習慣、栄養状態、そしてその組み合わせ…といった条件が千差万別かつ複雑であるため、比較検証が困難なのです。
そのなかで、現在有力な説としては

  • 妊娠初期に分泌されるhcg(ヒト絨毛ゴナドトロピン)というホルモンが嘔吐中枢を刺激する
  • 身体が赤ちゃんを異物としてとらえてしまい、拒絶反応が起きる
  • ホルモンバランスの急激な変化で自律神経(交感神経/副交感神経)が失調状態になる

などがあります。

原因ははっきりとわかっていないものの、つわりがおさまるのはほとんどの場合妊娠12週〜15週、子宮内で胎盤が完成する頃です。胎盤が完成すると、赤ちゃんに栄養を送ったり排泄物を処理したりという作業を胎盤が肩代わりしてくれるようになるので、母体への負担が軽くなるとされています。

つわりの症状は?

つわりといえば主に吐き気や胃のむかつきといった消化器症状、あるいは〝食べづわり〟といわれる食欲過多、特定の匂いに過敏になるなどの症状が知られています。なかには吐きづわり・食べづわり両方の症状に悩まされた、という人もいるようです。他にはひどい眠気に悩まされる〝ねむりづわり〟、唾液が異常に分泌される〝よだれづわり〟、不眠や頭痛、腰痛やこむら返りといった症状も聞かれます。ここでは一般的な消化器症状を中心にみていきましょう。

吐き気や胃のむかつきはどうして起こる?

妊娠すると、赤ちゃんに栄養や酸素を送り込むため母体の血液量が急激に増えます。量は増えても血液を構成する各成分が追いつかず、ミネラル分のバランスが一時的に大きく崩れる(専門的には『血清浸透圧が低下する』)ことが、つわりの症状に深く関係している可能性があるという説があります。

まず塩分が不足すると、唾液や消化液中の酵素を活性化する塩素も不足します。ご飯がおいしく感じられない、口の中がべたべたするような不快感が残る、などつわりの時によく聞かれる症状は、ご飯にふくまれるでんぷんが糖に分解されないためと考えられます。また胃の中でも消化酵素が十分に活性されず、でんぷんの消化吸収が低下するため、胃がもたれた感じになるでしょう。

そして消化しきれなかったでんぷんは大腸で腸内細菌のエサになり、ガスを産生します。消化しきれなかったエサが多いほどガスも増え、げっぷや腹部膨満感などの不快な症状の一因となるわけです。

吐きづわりはどうしておこるの?

食べても食べなくても吐いてしまう、水を飲んでも吐いてしまうというのがいわゆる〝吐きづわり〟です。起きている間じゅう常に気持ちが悪い…その原因は〝ニオイ〟かもしれません。

妊娠すると嗅覚が敏感になり、特にアンモニア臭に対する感受性が増すということがわかってきています。アンモニアは人体の腸内でタンパク質を分解する際に発生し、尿とともに体外に排出されますが、一部は汗や分泌物に混じって排出され、体臭のもとになります。いままでなんともなかった日常の生活臭や体臭が耐えられないもののように感じられるのはそのためです。人の暮らしあるところにニオイあり…ですから、常に気分が悪いと感じてしまうのも無理はないですね。

そしてほとんどの食品にも多かれ少なかれアンモニアが含まれており、加熱することで気化します。人間にとってごく少量のアンモニア臭は芳香と感じられるため、普段はご飯や焼魚など加熱された食品の匂いを「おいしそう」「香ばしい」と感じますが、妊婦は過剰に敏感になっているため不快に感じ、においを嗅いだだけでも気分が悪くなると考えられます。

また、つわりが妊娠悪阻といわれる病的なレベルにまで重症化する人には、高アンモニア血症といわれる症状が見られることがあります。この場合はタンパク質を摂取すると嘔吐しやすくなってしまいます。牛乳や卵、肉・魚が無理…というタイプのつわりの人は、こちらを疑ってみる必要があるかもしれません。まずは医療機関で相談しましょう。

食べづわりはどうして起こるの?

空腹になると気持ちが悪くなるためなにかしら口にしてしまう、あるいは特定のものが無性に食べたくなるなど「食べづわり」といわれるタイプのつわりもあります。

なかには、空腹が気持ち悪くて食べてしまうが、食べると吐いてしまう…という同時多発型もあるようです。いずれにしても胃部不快感という消化器症状の一種といえます。

何かがやたら食べたくなる!止まらない!といった場合では、フライドポテトや唐揚げといった揚げ物、アイスクリームといったものがよく聞かれます。いずれも脂肪分が多いものであり、胃酸が胃壁を刺激するのを和らげてくれる効果や、体内で過剰になっている成分の吸収を遅くする効果などを身体が求めているのかもしれません。

つわりが重くなる要因

先述の通り、つわりの原因ははっきりと究明されてはいませんが、つわりの重いケースには下記のような傾向がみられるということです。なお、同じ人でも1人目2人目でつわりの出方が違う、ということがあるので、〝つわりの重い人〟という類型が存在するわけではありません。

  • 副交感神経系活性傾向
  • hcg、エストロゲンといった女性ホルモンが高値
  • 頭を使う仕事(ストレス)が多い
  • 血清成分が高カルシウム、低ナトリウム/カリウム/マグネシウム状態

日常生活でホルモン分泌をコントロールするのは難しいですが、例えば頭脳労働は短く時間を区切って休憩を多くとるようにする、ぬるいお風呂より熱いシャワーで交感神経を活性化する…など、上記から逆算的な工夫を試みてみるとつわりを軽くすることができるかもしれません。

つわりの対策は?

まずは水分補給をこころがけて!

妊娠すると血液の量が増えるため、水分の要求量も増えます。また、吐くことが多い人は水分が不足しがちになるので、意識して水分をとるように心がけてください。ですが、真水だけだと血液の成分を薄めてしまうので、つわりが悪化したり、むくみやこむら返りといった症状がでてしまうことも。スポーツドリンクや経口補水液を利用するなど、電解質の補給も合わせて行うようにします。

水を飲んでも吐いてしまうほど吐き気が強い場合は、氷を口に含むなどして、少量ずつ回数を多く摂るよう工夫してみましょう。電解質補給は塩飴やタブレットなどを併用してみてはいかがでしょう。塩飴は、唾液中の酵素の働きが悪くなっていることが原因の口中不快感を改善する効果もあるようです。

一説によると、意外な理由でNGとされるのがなんと緑茶。コーヒー・紅茶に比べてカフェイン量が少なく、糖質の消化を妨げるカテキンが多く含まれているので、体重増加を気にする妊婦さんにとっては悪くない飲み物…のようですが、つわりの時期には避けたほうが無難かもしれません。
というのも、緑茶に多く含まれるL-テアニンは副交感神経を活性させるため、リラックス効果があるといわれています。ところが、つわりが重症な妊婦ほど副交感神経活性が高いと報告がされており、緑茶を飲むことでさらに症状を悪化させてしまうおそれがあるということです。つわりの時期を過ぎてからにしたほうがよさそうですね。

冷たい飲み物や炭酸水は胃腸の動きを促すので、一時的にスッキリしますが、飲み過ぎは逆効果なので、一度に150cc程度にしましょう。

食事は食べられるものを少量ずつ

妊娠初期は赤ちゃんの脳や神経、内蔵など重要な器官が形成される時期でもあります。そんな大切な時期につわりがひどいと、ちゃんと食べられなくて赤ちゃん大丈夫かな…?と心配になってしまいますよね。

でも胎盤が作られてへその緒でつながる前の妊娠初期、赤ちゃんは受精卵由来の卵黄嚢から栄養をもらっています。もちろんママの体内では血液がたくさん作られたり、子宮を大きくしたりという作業が急ピッチで進められているのですが、本当に必要なものは体内に蓄えられたものから使われていくので、とりあえずは神経質にならなくても大丈夫。とにかくそのとき食べられるものを、少しずつ回数を分けて口にするようにしましょう。

臭いで食べ物を受け付けないタイプのつわりに悩む人は、ご飯に梅干し、焼魚にレモン汁をかけていただくなど、レモンやお酢の使用が有効です。クエン酸が不快に感じる元であるアンモニア臭を消してくれます。ただし逆流性食道炎を併発している場合は、酸味により吐き気が誘発される場合がありますので、食事は医師の指示にしたがいましょう。

また、食品を温めることで臭いが強く感じられるので、例えばパンはトーストせず常温で食べる、ご飯は小さなおにぎりにしておいて冷めてから食べる、など温度にも気をつけるようにするとよいでしょう。

食べづわりは体重増加に注意!

赤ちゃんの分まで二人分食べなさい、というのは昔の話。妊娠中の体重増加は、さまざまな合併症の発症リスクを高めるとして、現在では体重コントロールが重要という認識になっています。それらの合併症の中には、妊娠期だけでなく産後の体にも影響したり、胎児の成長を妨げたりするものもあるので注意が必要です。代表的な合併症を挙げてみると

  • 妊娠糖尿病
  • 妊娠高血圧症候群
  • 陣痛が弱まりやすい、帝王切開になりやすい

などがあります。
なお、標準体型の人で妊娠中に増えてもよいとされる体重は+8kg程度。これは赤ちゃんや羊水の分も含んだ数値なので、母体だけの増加でいうと+3〜4kgといったところでしょう。

空腹時に気持ち悪くなるという人は、1回に食べる量を減らし回数を増やす、間食にはカロリーの低いものを用意するなど、食事の摂り方を工夫するのが効果的です。

ニオイで気分が悪くなる人はマスクを

先述の通り、妊娠時はアンモニア臭に過敏になるため、生活臭や体臭によっても気分が悪くなったり吐き気が誘発されることがあります。その場合は「(アンモニア)消臭マスク」の着用で改善が期待できます。もしくは、クエン酸を1%に希釈した液をガーゼに吹き付けマスクの間に挟むと、アンモニア消臭効果があります。

つわりのときにおすすめの食べ物

食後胃がもたれるような場合は、消化を助ける酵素β-アミラーゼを含む山芋、カブ、人参、キャベツを摂るのがおすすめです。加熱してしまうとβ-アミラーゼが働かなくなるので、必ず生食するようにします。
また、果物の甘さの成分「果糖」は唾液による分解を経なくても甘さを感じられるため、唾液中の消化酵素活性が低下しがちな妊婦にも美味しいと感じられるようです。

まとめ

つわりになるならないは、妊娠してみないとわからないということになります。大多数の人がなるものと心得て、つわりの期間を少しでも楽に過ごせるよう対策をしましょう。

精神的なストレスもつわりを重くすると言われますので、無理をせず、身体がつらいときは横になる、家事はパートナーに協力をお願いするなどして乗り切りましょう。

妊活中のコーヒーは要注意?カフェイン摂取量と妊娠力の関係

コーヒーが好きという方は多いと思います。でも、そのコーヒーが妊活にあまり良くないかもしれないとしたら、あなたはどうしますか?カフェインが妊娠にどのように関係しているかなどをお伝えしていきますので今後の参考にして下さい。

そもそもカフェインって何?

カフェインには興奮作用を持っていたりと精神刺激薬のひとつだそうです。覚醒作用、解熱鎮作用、強心作用、利尿作用といった作用がありコーヒーを始め緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココアといった馴染み深いものにも含まれています。

妊活中のコーヒーは飲んでもいい?

基本的には妊活中も妊娠した後もコーヒーを1日1〜3杯位であれば問題はありません。ただし飲み過ぎには注意が必要です。コーヒー以外にも普段飲んでいるものの中にもカフェインが含まれているものがありますので注意が必要です。

カフェインの摂取量で妊娠に影響はある?

妊活中にカフェインを摂ることは血管の収縮をさせてしまうので全身に回る血が減ってしまうことで冷えの原因になります。妊活中の方にとって冷えは大敵ですので過度にカフェインの入っているコーヒーの摂取は控えることが大切です。
血流が悪くなることで子宮や卵巣に十分な血液が回らない可能性もあり、それにより生理不順を引き起こしてしまうので結果的に妊娠しにくい状態になることもあるので気をつけたいですね。

カフェインレスのものを代用すると良い

カフェインが妊活中や妊娠中によくないということはよくわかったと思いますがそうはいっても長い期間、それを控えるのは逆にストレスになる可能性もありますよね。そんな時にオススメなのがカフェインレスのコーヒーやその他のカフェインレス商品です。今はそういったカフェインレスの商品が多く取り扱われており種類も豊富です。カフェインレスではないもののかなりカフェインをカットした商品も販売されているのでそういったものを上手に取り入れることで長い期間も乗り越えられると思います。

オススメのカフェインレス商品

妊活中でも安心して飲めるコーヒーを紹介します。

①WAKODO牛乳屋さんのやさしい珈琲

カフェインレスのコーヒーを使用しているのでカフェインを避けたい時期などにオススメです。生クリーム入りなのでホッとするやさしい味わいです。お湯だけでなく水でもサッと溶けてくれるので季節を問わずに楽しめます。

この牛乳屋さんのやさしい珈琲を飲んだことがあるのですが本当に飲みやすいです。妊活中から産後を通してコーヒーと名のつくものは避けていたのですがそろそろコーヒーを飲みたいと思って飲んでみたのがこれでした。小分けのタイプもあるので初めて飲む方はそちらから試してみると良いと思います。

【インスタント】WAKODO 牛乳屋さんのやさしい珈琲 1袋(220g)

②スターバックス・デカフェ コモド ドラゴン ブレンド

フレッシュなハーブや大地を思わせるような風味、複雑な味わいのカフェインレスコーヒーです。スターバックスのお店でも飲むことができます。

スターバックスもよく行くのですがなかなか、このデカフェのものを試せていませんが紅茶でもノンカフェインを勧めてくれた店員さんがいました。今度カフェミストにして頼んでみようと思います!

デカフェ コモド ドラゴン ブレンド

③たんぽぽコーヒー

焙煎した、たんぽぽの根で出来ているたんぽぽコーヒーにはカフェインは含まれていません。妊娠中や授乳期の方にオススメとされていますが妊活中の方にもオススメです。たんぽぽコーヒーという名称で多くの商品が販売されています。たんぽぽの効果としては母乳の出を良くしてくれたり、利尿作用があるのでむくみの改善に効果的です。また、胃や肝臓の機能向上にもよく、冷え性や便秘といった女性に多いトラブルにも効果があるのが嬉しいですね。人によってはコーヒーっぽくないという方もいるかもしれませんがノンカフェインで良い効果が多いのでぜひ、試してほしいと思います。

mama de cafe

ママデカフェで取り扱われているコーヒー豆はカフェインが0.1%以下なので安心して飲むことができます。ノンカフェインで更にオーガニック、そしてノンカフェインにするための除去方法もなんと水だけで行う「マウンテンウォーター製法」と呼ばれるものだそうです。それ以外にもコーヒー専門店であることから原料、焙煎にもこだわっているそうです。カフェラテ派の方にも嬉しい希釈用の有機デカフェ・ラテベースというのも販売されています。

ママデカフェ

まとめ

今回はコーヒーに含まれているカフェインについてお伝えしてきました。コーヒーが好きという方、多いと思います。妊活中も出来れば飲みたいですが飲み過ぎには注意してほしいと思います。またノンカフェインの商品も多く販売されていますので出来れば、そちらを飲むようにすると安心して妊活中も楽しめると思います。

妊婦さんが痔になりやすい原因・症状・治療法を徹底解説

トイレに行くたびにひどい痛みに襲われる痔は、一度なってしまうとなかなか治りません。

トイレが苦痛なんて、本当に大きなストレスですよね。

しかし、特に妊婦さんは痔になりやすく、8割が痔の経験者であると言われています。

今回は、妊婦さんの痔について解説していきます。

 

⒈ なぜ妊婦は痔になりやすいのか

 

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出典:http://googirl.jp/renai/1301ninshin_nayami695/

 

まず一つ目の原因として、妊娠すると、胎児の成長とともに子宮が大きくなることが関係しています。

そうすると、肛門や直腸あたりが圧迫され、血流が滞ってしまい、うっ血することで痔になりやすくなります。

さらに、妊娠中はお腹の重さから動くことが億劫になり、運動不足になることで、直腸周辺の血行不良に繋がります。

 

また、妊娠中のホルモンバランスの変化は、腸の動きを鈍くし、便を硬くする原因になります。

それらが重なることで、妊婦は便秘になる確率が高まり、便秘が長引くことで、痔を発症してしまうということです。

 

患者の中で最も多いいぼ痔の原因はうっ血です。肛門周囲には静脈叢と呼ばれる毛細血管が集まり網の目のようになっているのですが、毛細血管であるがゆえに1日デスクワークだったり冷え性だったりするとあっという間に血流が止まって瘤状、つまりいぼになり内痔核がトイレの時に一緒に飛び出してくるようになり、ひどい場合は出血を起こします。

妊娠中も同様の事が言えますが、直腸のすぐ前にある子宮がだんだん大きくなり直腸を圧迫するので、いくら痔の防止に運動して血行を良くしても妊娠後期になるにつれて症状が進んでしまうのです。

また、子宮で直腸が圧迫される事により便秘にもなりやすくついついトイレでいきんでしまいがちですが、そのいきみで血行が悪くなりいぼ痔になる可能性が高くなります。また便秘で硬くなった便を無理やり出そうとすると、肛門内部の皮膚が切れて切れ痔となり、出血も起きやすくなります。

引用:https://ninsin-akachan.com/ji/

 

上記のようなことが、妊娠中の痔の発症の原因となっています。

ただでさえ、お腹が大きくなって負担が増したり、つわりで気持ち悪くなったりと、身体に負担があるのに、痔まで発症してしまうなんて、本当に辛いですよね。

 

⒉ 具体的にどんな症状が現れるのか

 

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出典:http://www.kounenki-josei.com/youtsuu/

 

一言で痔といっても、その種類は様々です。

具体的な症状としては、どのようなものがあるのでしょうか。

まず、痔そのものは3種類に分かれます。

いぼ痔、切れ痔、痔ろうの3種類です。

一つ一つについて、詳しくみていきましょう。

 

①いぼ痔について

まず、いぼ痔についてです。

いぼ痔は妊娠中に最もできやすい痔と言われています。

肛門付近の血管が悪くなると、いぼのように血管の一部がしこりになります。

痛みなどの自覚症状がほぼなく、出血して初めて気づく人がほとんどだそうです。

いぼ痔の中でも、直腸にできるものを”内痔核”といい、肛門付近の皮膚上にできるものは、”外痔核”といいます。

外痔核の場合は、外から指で触ってわかるほどの大きなしこりになります。

 

②切れ痔について

次に、切れ痔についてみていきます。

切れ痔は肛門周辺の粘膜が傷ついたり、肛門が切れてしまうことをいいます。

便秘などによって強くいきみすぎて、硬い便を無理やり押し出すことが主な原因とされています。

いぼ痔と違って、鋭い痛みと伴うことが特徴であり、拭いたトイレットペーパーに血がついていた場合は切れ痔である可能性が高いです。

切れ痔を繰り返すと、慢性裂肛になってしまい、手術が必要になるので注意が必要です。

 

③痔ろうについて

痔ろうは直腸と肛門周囲の皮膚をつなぐトンネルができる痔のことをいいます。

肛門の周囲に膿がたまる「肛門周囲膿瘍」が進み、慢性化することで痔ろうになります。

 

痔ろうの主な原因は、下痢などによって肛門の組織に細菌が入り込むこととされています。歯状線には、「肛門陰窩(こうもんいんか)」と呼ばれる上向きのポケットがあり、粘液を出す「肛門腺」と呼ばれる腺があります。小さなくぼみなので、通常はここに便が入り込むことはありませんが、下痢をしていると、便が入りやすくなり、肛門腺に大腸菌などの細菌が入り込むことがあります。
この肛門腺に大腸菌が入った際に、付近に傷があったり、体の抵抗力が弱っていたりしていると、感染を起こして化膿し、肛門周囲膿瘍になるのです。さらに肛門周囲膿瘍が進行し、肛門の内外をつなぐトンネルができると、痔ろうとなります。

引用:http://www.borraginol.com/knowledge/jirou.html

 

痔ろうは、ズキズキとした痛みとともに、38-39度の熱も発症します。

おしりも常に熱をもち、とても苦しくなってしまうので、ひどい状態になる前に、病院へいきましょう。

 

⒊ 効果的な治療法について

 

次に、それぞれの痔の効果的な治療法についてご紹介します。

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出典:http://www4.hp-ez.com/hp/lecura-cure/page11

 

外痔核の治療法

外痔核の場合、1週間ほどで痛みは引いていきます。

肛門科を受診することができない場合は、まず、肛門付近を温めましょう。

入浴して温めるのはもちろん、熱いタオルをおしりに当ててみたり、暖かいウォシュレットで優しく洗浄するのもオススメです。

薬局で売っている座薬を1日2回ほど局所へ湿布したり、肛門に挿入することも効果的です。

また、外痔核が発症している間は、なるべくお酒を控え、お腹に負担のかかる重労働なども避けましょう。

痛みが強すぎたり、腫れが大きくなっていく場合は、早めに肛門科を受診することをオススメします。

 

②内痔核の治療法

内痔核の場合は、痛みを感じないので、気づかないことも多いです。

トイレットペーパーに血が付いていた場合は、まず入浴や温かいタオルでおしりを温めましょう。

そして様子を見ながら、座薬を使用してください。

便が硬い状態が続くようでしたら、緩下剤を使用しても良いですが、できる限り食事から食物繊維を摂取して、腸内環境を整えましょう。

③切れ痔の治療法

切れ痔は、便が硬く肛門を傷つけてしまった時の外傷です。

便秘を治すことが一番の解決法になります。

食物繊維豊富な食事を意識して、適度な運動を取り入れましょう。

便秘を治す際に、意外と一番重要なのが、便を出したくなったらすぐにトイレへ向かう習慣をつけることです!

我慢が一番便秘を悪化させます。

普段の生活の中で、便意がなくても朝はトイレにいく習慣をつけましょう。

④痔ろうの治療法

痔ろうに関しては、市販薬で治すことができません。

症状が出たらすぐに専門医を受診しましょう。

 

⒋ 痔を予防するために

 

ここまで痔の原因、症状、治療法についてみてきましたが、そもそも痔を発症しないようにすることが大切です。

いくらなりやすいとは言え、苦しい経験はなるべく避けたいですよね?

ここからは、妊婦さんでもできる、痔の予防法についてみていきます。

 

①やはり適度な運動が一番大切

妊娠中はどうしても運動不足になりがちですが、単に体重をコントロールするだけでなく、痔を予防するためにも運動は必要不可欠です。

適度な運動は腸周りの筋肉を動かし、うっ血を防ぎます。

また、腸を刺激することで便を促すこともできます。

痔を防ぐという目的以外にも、妊娠中には絶対に必要なので、ぜひ適度な運動を取り入れてみてください。

 

オススメの運動法としては、まずウォーキングが挙げられます。

近所を軽く歩くだけでもいいですし、買い物が好きな方はウィンドウショッピングをしてみるのもオススメです。

ストレス発散にもつながる方法で、歩くことを楽しんでみてください。

 

また、よく聞くマタニティヨガなどもオススメの運動法です。

 

マタニティヨガとは

マタニティヨガは、妊婦さんでも無理なく続けることができる、妊娠中にピッタリの有酸素運動です。激しい動きは少なく、体の各所を伸ばしたり、普段使わない筋肉をほぐすことで、妊娠中のこむらがえりや運動不足を解消するサポートをします。

特に妊娠後期は大きなお腹を支えることで姿勢が悪くなったり、体の一定の部分に負担がかかります。マタニティヨガでは、そのような負担のかかる部分の緊張をほぐすことで、出産に向けて体のバランスを整えていきます。

引用:http://www.ikujizubari.com/ibent/safe_delivery.html

 

妊婦さん向けに開発された運動法ならば、負担も少なく安心です。

病院や市民施設などで紹介してもらえるので、ぜひ参加してみてください。

 

②食事内容の見直し

 

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出典:http://www.amoma.jp/column/maternity/food-drink/4226.html

 

便秘を解消する上で、最も効果的なのは食事内容を見直すことです。

消化に時間のかかる肉や油脂は、きちんとよく噛んで、調理方法もなるべく茹でたり蒸したりと、消化しやすくする工夫が必要です。

そしてそれ以上に、食物繊維をきちんと摂取しましょう。

豆や穀物からとれる不水溶性食物繊維よりも、野菜や果物からとれる水溶性食物繊維を多めにとることが重要です。

 

具体的に便秘解消に効果のある食べ物とはどんなものでしょうか?以下に、代表的なものをご紹介します。

プルーン

2種類の食物繊維をバランスよく含むほか、便秘解消に役立つといわれる成分、ソルビトールも含んでいます。これは甘味料の一種で、大腸の水分吸収を抑え、便が固くなるのを防ぐ働きを持っています。「糖類下剤」というタイプの便秘薬に用いられる成分でもあります。

バナナ

食物繊維が豊富で、善玉菌のエサになるオリゴ糖を多く含んだ食材です。また、レジスタントスターチというでんぷん質は、小腸で消化されにくく大腸まで到達し、発酵・分解されて有機酸となります。こうした有機酸は悪玉菌を抑制し、善玉菌が増えやすい環境作りに効果を発揮してくれます。

りんご

りんごに多く含まれるアップルペクチンは、整腸効果が高いことで知られています。小腸で消化されずに大腸に届き、腸内環境を改善する働きをします。アップルペクチンは実よりも皮に多く含まれるので、皮ごと食べるのが効果的です。なお、この成分は加熱しても破壊されないため、調理しても大丈夫です。

乳酸菌・発酵食品

腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える作用を持つ乳酸菌や発酵食品も積極的に摂りましょう。代表的な食材は、ヨーグルト、チーズ、ぬか漬け、キムチ、納豆、味噌など。チーズは加工されていないナチュラルチーズがおすすめです。

オリーブオイル

オリ-ブオイルの主成分であるオレイン酸は小腸で消化・吸収されにくく、大腸で腸管を刺激し、ぜん動運動を促します。また、潤滑油の役割を果たして排便をスムーズにする働きもします。大人の場合、毎日大さじ2杯を摂取すると効果があるといわれています。そのうちの1杯は、朝に飲むことをおすすめします。

引用:http://www.skincare-univ.com/article/009505/

 

これらの食材を日常生活に取り入れるよう意識できるといいですね。

 

③基本は体を温める

切れ痔やいぼ痔を防ぐ方法としては、うっ血にならないようにしなければならないので、毎日湯船につかって体を温めることが必要です。

便秘気味かなー?と感じたら、おしりにカイロをはったり、温めたタオルでふくなど、工夫してみてください。

しかし、痔ろうを発症した時は、温めると逆効果になってしまうので湯船は控えましょう。

 

まとめ

 

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出典:http://www.womaninsight.jp/archives/141599

 

8割が痔を経験するといっても、できることならかかりたくないですよね。

便秘を防ぐには、ストレスをためないことも大切です。

あまり心配しすぎず、できる範囲で予防法を実践し、痔になったとしても焦らず冷静に対処してみてください。